Cedep 発達保育実践政策学センター

共催セミナー「デジタル時代の子どもと絵本・本」シリーズ第2回 乳幼児の絵本体験を問う:乳幼児はどのように絵本を体験しているか?

日時
2021年8月28日 (土) 15:00〜16:30
場所
オンライン開催(Zoomウェビナー)
共催
東京大学教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)/株式会社ポプラ社
お申し込み
先着500名 参加費無料

企画趣旨

東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)とポプラ社の共同研究「子どもと絵本・本に関する研究」プロジェクトによるオンラインセミナー「デジタル時代の子どもと絵本・本」シリーズ、 第2回は、子どもの絵本・本に関わる実践や研究から乳幼児の絵本体験について考えます。

NPOブックスタートの佐藤いづみ氏を講師としてお招きし、国内外のブックスタート事業の最新動向を中心にご講演いただきます。また、Cedep協力研究者でもある川村学園女子大学の菅井洋子先生からは、保育現場や図書館における乳幼児と絵本の関わりについての研究成果をご発表いただきます。さいごに秋田喜代美先生による指定討論を通じて、乳幼児期からの絵本・本とのより良いかかわり方や、より豊かな読書環境を実現するための手がかりについて考えていきます。

「写真でみる公立図書館・図書室の乳幼児・保護者のためのスペース事例集」について

本セミナー内、菅井洋子先生(川村学園女子大学教授/Cedep協力研究者)の講演において「写真でみる公立図書館・図書室の乳幼児・保護者のためのスペース事例集」を初めて紹介いたします。

この事例集は、Cedep×ポプラ社の共同研究の一環として、全国の公立図書館・図書室(回答数1304件/送付数3299件)を対象として実施した「子どもの読書環境と公立図書館の役割に関する調査」の成果の一つで、調査にご協力いただいた図書館・図書室の皆様から18歳未満の子どもを対象とした区画・閲覧スペースの写真と解説をご提供いただき、特に乳幼児と保護者のための環境づくりの例としてわかりやすい写真を取り上げ、分類・解説したものです。

区画・閲覧スペースの分類と解説は、子どもたちひとりひとりの学びとウェルビーイングと社会のウェルビーイングのために、何が変革されるべきか?という視点から、これからの学校のカリキュラムの在り方についてOECD Education 2030が12のデザイン原理を参照し、元Cedepセンター長の秋田喜代美先生(学習院大学教授/東京大学名誉教授)が考案した「子どもの読書環境構成のデザイン原理」に基づいています。

写真の分類や解説は、乳幼児の読書環境や絵本と子どものかかわりについてご研究されている川村学園女子大学の菅井洋子先生が作成されました。

特設サイトからダウンロードできます。どうぞご利用ください。
特設サイトでは今後も情報をアップデートしてゆきますので、常に冊子の最新版をダウンロードしてご利用になれます。

プログラム

講演 「ブックスタートの可能性 -日本と海外の事例から-」
佐藤 いづみ(NPOブックスタート グローバルネットワーク推進マネージャー)
講演 「乳児期からの絵本をめぐる共同活動の発達と読書環境構成:共同研究の知見をふまえて」
菅井 洋子(川村学園女子大学 教授)
指定討論 秋田 喜代美(学習院大学 教授/東京大学 名誉教授)

資料

メディア掲載情報

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