Cedep 発達保育実践政策学センター

人材育成部門

人材育成部門は、エビデンスに基づく子育て・保育の質向上を支える人材の育成、政策提言のできる若手研究者の育成を中心に、本テーマに関わる様々な人々が科学的知見を実践の場で活かすための支援を目的としています。

21世紀の現代にあって、あらゆる社会問題は複合的要因の下で存在し、その現実に対応できる人材が求められています。保育・教育の問題も多岐にわたり、自然科学、社会科学、人文科学の効果的な連携が不可欠です。人の能力向上を総合的に支える人材育成は、とくに学際的アプローチが必要とされます。本センターでは、「多様性・卓越性のある人材輩出」を掲げ、ヒトの発達・保育の質・保育政策に高度な専門性を持つ人材、子どもの立場に立って現場の問題を解決へ導くことのできる人材、さらに、異なる学問領域、保育現場、行政といった様々な層の活動を大局的に理解し、総合的判断ができる人材など、多彩な育成を図ります。現場の実情から国際的動向まで、幅広く視野を設定し、教材・教育プログラムの開発を進めてまいります。

現在、本学では「知の探求を知の活用へとつなげる環境を備えた 『知の協創の世界拠点』」の創成を全学的に目指しています。文系・理系といった既存の領域を超えた新しい学術を展開する先行的試みに重点を置くものです。本センターはまさにその具現化の一角を担うものであり、人材育成の面でも、国際水準で展開していくことを目指し、社会の皆様への貢献につながる活動を推進してまいります。

取り組みの予定

  • 「人」を通しての、科学的知見と現場をつなぐ仕組みの総合的研究
  • エビデンスに基づくアドバイザー、コーディネーターの専門性コンピテンシー同定のための 保育指導主事等への聞き取り調査
  • 本テーマに関しての保護者そのものの成長を支える在り方のための調査研究
  • 以上を踏まえての、高度化研修プログラムおよび教材開発
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