Cedep 発達保育実践政策学センター

【論文掲載】"日仏保育士のコロナ禍でのマスク着用に対する意識調査に関する論文"が国際学術誌のFrontiers in Psychology誌に掲載

CEDEPの野澤祥子准教授、新屋裕太特任助教らが、東京大学ニューロインテリジェンス国際機構(IRCN)の辻晶講師らと進めてきた、日仏の保育士を対象としたコロナ禍でのマスクの着用に関する意識調査の論文が国際学術誌 Frontiers in Psychology 誌に出版されました。

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Crimon, C., Barbir, M., Hagihara, H., de Araujo, E., Nozawa, S., Shinya, Y., Abboub, N., & Tsuji, S.

Mask wearing in Japanese and French nursery schools: The perceived impact of masks on communication

Frontiers in Psychology, 13:874264 (2022)

本研究では、日仏の保育士 (日本:138名、フランス177名) を対象にオンライン調査をおこない、マスク着用下と非着用下で、対子ども・対同僚とのコミュニケーションがどのように変化したかを調べました。その結果、日仏の保育士ともに、マスク着用時のコミュニケーションでは、子ども・同僚との発話量の減少を感じている一方で、発話の質、身振り・表情表出を増加させる、など、コミュニケーションの質を調整していることが明らかになりました。

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