新型コロナウイルス関連の子ども・子育てに関わる情報はこちら

調査報告

調査報告

2019年度

「幼児教育スマート化に向けた環境・生体・行動センシングとビッグデータ解析~先端技術を活用した教師の指導技術・業務負担、子どもの行動、クラスの感情風土の可視化~」
文部科学省の調査研究委託事業「幼児教育の教育課題に対応した指導方法等充実調査研究」として、本学が受託し行った「ICTや先端技術の活用などを通じた幼児教育の充実の在り方に関する調査研究」の報告書です。

概要:東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)は、2016年度から2018年度までに東京大学大学院情報理工学系研究科の山崎俊彦研究室と連携して、保育施設の乳児クラス内にICTセンサーやカメラを設置し、クラス内の大気構成や騒音レベルの測定を行ってきた。同様に、ウェアラブル・アイトラッカーを乳児保育者に装着してもらい、保育者の経験年数による視線行動の違いを検討することで、熟達者の情報収集方略の差異に関する知見を得た。
 ICTセンサー機器や画像解析のためのAI解析技術は日々進歩しており、心拍数などの生体活動情報のセンシングを簡便に行うことのできる市販品(ウェアラブル・ウォッチ)も普及してきている。
 そこで本研究では、①先行研究で得た知見や技術の、幼児教育の質の可視化と向上への適用可能性と、②生体・活動センシング機器の幼児教育の質の向上に向けた活用可能性を検討する。クラス内へのICTセンサー・カメラの設置、ウェアラブルICT機器を含む生理・活動測定、心理尺度を含む調査項目からデータを収集し、ビッグデータの自動解析と統計解析を通じて、幼児教育の質に関わる4つの研究課題(熟達した教師の指導・行動の可視化、教師の業務負担の可視化、園児の社会的行動の可視化、クラス内の感情風土の可視化)に取り組んだ。
ICT機器によるデータ収集とAI解析技術を適用することによって、これまで見えにくかった実践知や身体知、保育者の負担や子どもの行動を可視化し、これらの客観データから園の実態と課題に即した具体的な改善方法の提案につなげる方策を検討することが本研究の目的であった。

 

2018年度


 

2017年度

 

 2016年度

 

2015年度

掲載準備中です。