Cedep 発達保育実践政策学センター

CEDEP×popIn 共同研究

CEDEP×popIn共同研究「デジタルメディアを活用した保育・幼児教育の可能性-創造的な環境構成のために-」

当センターでは、popIn株式会社との共同で、「デジタルメディアを活用した保育・幼児教育の可能性」に関する検証を進めています。

デジタルネイテイブといわれるように、生まれた時からデジタルの世界が身近な子どもたちに、デジタルメディアを消費するだけではなく、自ら表現者として創造性を育むためのツールの一つとして使用するためにはどのような条件があったらよいのかを研究しています。

子ども達の育ちの可能性を拡張するツールとしての可能性を実際に園の先生方と共に研究する中で、子ども達も園の先生方も私たち研究チームもその面白さと魅力を感じています。賢く使うための条件とそこで生まれる豊かな子どもたちの世界を記述し意味を明らかにしていきたいとチームCEDEP では考えております。

すでに世界各国ではこのようなデジタルアトリエの取り組みが生まれています。我が国からも日本の自然や遊びの良さを生かしたデジタルツール環境の可能性を世界に向けて発信したいと思います。

研究メンバー

秋田 喜代美(学習院大学 教授/東京大学 名誉教授授)
野澤 祥子(発達保育実践政策学センター 准教授)
堀田 由加里(大学院教育学研究科教職開発コース 博士課程)
程 涛(popIn株式会社)

popInウェブサイトのニュース記事 ”2018.11.02 popInと東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター、保育・幼児教育施設におけるデジタルメディア活用の可能性に関する検証を実施” で、詳細をご覧になれます。
https://aladdin.popin.cc/blogs/news/u-tokyo

研究成果

ICSEI2019 (International Congress for School Effectiveness and Improvement)

Stavanger, Norway 8-12 January 2019

Emergent Processes in the Drawing Activities of Young Children Using Digital Tools

Yukari HOTTA, Kiyomi AKITA,Sachiko NOZAWA, Tao CHENG, Osam TAKAHASHI

日本子ども学会第15回子ども学会議(学術集会)

2018年11月10日~11日/同志社女子大学(今出川キャンパス)
当共同研究の発表が優秀発表賞を受賞しました。詳細につきましては、下記PDFファイルをご覧ください。

「デジタルメディアを用いた幼児の描画表現活動における創発的過程に関する検討」

堀田 由加里・秋田 喜代美・野澤 祥子・程 涛・高橋 治

EECERA 28th Conference

Budapest, Hungary 28-31 August 2018

Impromptu Dialogue in Children’s Drawing Activities: Focusing on Mutual Interactions to Negotiate the Drawing Frame

YUKARI HOTTA, The University of Tokyo, Japan

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